毎週不定期更新予定、第7回目!!

スピッツを聴きながらコラムを編集しています。今回からダンサーズインタビューです。順不順。
今回はダンストリエンナーレショーケースから参加している吉田拓くん! (編集まん)

-いきなりですが、ダンスはいつから?-

中学生の時に、なんとなく俳優になれたらな、と思ったんです。ただ、俳優は食えないだろう、とは薄々感じていました。
その時、歌って踊れて演じられる、ミュージカル俳優になれば食いっぱぐれることはないだろう、と思いつき。
芦屋にある、ミュージカルスタジオに通うことにして、バレエとジャズのクラスに入りました。
それぞれ週に1度のレッスンでした。ちなみに歌はほんの少しだけ習いましたね。受験やクラブ活動でよく休んだし、今思うと全然練習しなかったので、当然ながらどちらのダンスも下手なままです。もったいないことしたなぁ、と思います、、、。

 

-東京ELECTROCK STAIRSとの出会いを-

創立メンバーの高橋幸平さんと知り合いということもあり、旗揚げ公演を観に行きました。動きと音楽の組み合わせ方や、かっこいい照明、最後に雪が降ったことが、強く印象に残っています。

 

-1番影響を受けたモノ(人や作品でも)は何ですか?KENTARO!!さん以外でお願いします。-

両親からの影響を年齢を重ねる毎に、ひしひしと感じてきています。
2人の背中を見て育ってきたし、判断基準や、生活態度みたいなことを、無意識にしっかりと受け継いでいるように思います。

 

-吉田くんらしい回答ですね!ELECTROCK STAIRSといえばクラブに行きそうなイメージですが、吉田くんは クラブは行きますか?-

これまでに何度か行きました。今のところ、しっくりくる楽しみ方を見つけられていないです。僕はアゲアゲのパーティ野郎になれる性質じゃないので、盛り上がる以外の、DJの選曲とかを楽しめるようになれたらいいのかもしれません。ただ夜は眠くなる体質なので、頻繁に通うようにはならないと思います。

 

-(笑)。ダンスに戻りますが、東京ELECTROCK STAIRSやKENTARO!!の振付はどうですか?-

振付は早くて、細かくて、正直に言って僕にとっては、とても難しいです。とても。
簡単な振りは今までありませんでした。これからも恐らくないでしょう。
だから、できるだけ練習しています。

-この質問もどうかと思いますが、何故踊っているんですか?-

練習は少しでも上手くなりたいからします。本番は何かを伝えたいと思って踊ります。
あとは日常生活だけじゃ、物足りないから踊っている、のかなぁ。

 

-ふわふわしてますね。私生活、何してるときが一番楽しいですか?ダンス除いて。-

この前、自分で自転車を組み立てて、長い距離を走ったのは、楽しかったなぁ。あと、ギターを弾いて歌ったり、絵を描くのも好きです。
どちらも下手ですけど。いつの日か、見るに耐えるものにできればいいですね。

 

-最近よく自転車を眺めている気がしますね。はまっているものは?-

この前読んだレイモンド・チャンドラーの小説は、はまりました。「大いなる眠り」と「ロング・グッドバイ」を読んだのですが。タフで皮肉屋で知的で孤独でアクティブで、主人公のフィリップ・マーロウって本当にかっこいい。憧れます。小説全体の物語や描写も、すごくかっこいいです。

 

-最後に10月の新作「つまるところ よいん」に向けて一言あれば。-

稽古を重ねて少しずつ形になってきた作品が、既にある何らかの枠組みを突き破ろうとしている予感があります。個人的にそろそろ、いろいろぶっ壊したいと思いますので、是非とも観に来て下さい。

 

2013.9.14 Update

次週もお楽しみに。

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